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松本清張「十万分の一の偶然」(1981)

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読みたい本リストの中からチョイスしました。
 
(読みたい本リストに上げている作品は、何か理由があってリストアップされているのだが、この作品はその理由が明記されておらず…)
 
読み始めてすぐに気がつきました。これはTVで見たことのあるドラマの原作だ!! 覚えているのは、この作品の主題である、凄惨な事故の報道写真を撮るために、自分でその事故の原因を作ってしまった、という場面(では、登場人物は誰だったのかというのは全然覚えておらず、伊藤四郎が嫌な役だったというぐらいで、)しか覚えていなかった。というか、逆にそのシチュエイションだけを覚えていた。そのぐらい、この事件の設定にインパクトがあったのだと思う。
 
調べてみると、TVドラマでは約1年前に田村正和主演で放送されていた。HP→http://www.tv-asahi.co.jp/juman/   原作では事故で亡くなった恋人が真実を突き止めていくのだが、ドラマでは父親に変わっていた。 主演の田村正和のことは全然覚えていないのだから、全くおかしい。
 
報道写真のあり方という問題を根っからのカメラ好きの松本清張が題材に取り上げた作品だけあって、やはりその部分がとても印象的だったし、考えさせられる部分だった。
 

内容(「BOOK」データベースより)

A新聞の「読者のニュース写真年間最高賞」に輝いたのは、東名高速での凄惨な事故の報道写真だった。“十万分の一”と評されたそのシャッターチャンスは果たして本当に偶然なのか?すぐれた作品を残したいというアマチュア・カメラマンのエゴイズムを軸に「作られた報道写真」問題を活写した社会派ミステリー。
 
 
次回読書予告:山本周五郎「樅の木は残った」

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